公務員試験に全勝した私の体験記✨

はじめまして。閲覧ありがとうございます!タイトル通り手広く試験を受け、合格した体験談をブログにしました。おすすめの勉強法や謎多き官庁訪問の様子も書いたので是非読んでみてください。

公務員試験体験記 ⑪国家一般職 官庁訪問

今年のスケジュールの紹介です

国家一般職は試験後に、

行きたい省庁で内々定をもらう官庁訪問と、

国家公務員になるための合格をもらう人事院面接

の2つの面接をクリアしなければなりません。

 

今年からスケジュールが変更になりました。

参考までに日にちを載せておきます!

6/16 国家一般職 筆記試験

7月上旬 各省庁で業務説明会(参加は任意)

7/10 筆記試験の合否発表、官庁訪問の予約

7/11 官庁訪問1日目

7/12 官庁訪問2日目

7/17~19くらいの中で1日 国家一般職 人事院面接

 

 

 

筆記試験(1次試験)の結果発表日から官庁訪問の予約が開始し、

翌日が官庁訪問の初日です。

 

つまり

筆記試験の結果が出る前に

行きたい官庁を決め、面接シート等の内容を一通り考えておく必要があります。

結果が出てから志望動機を考えても間に合いません( ノД`)

 

自己採点で受かりそうだった人は

結果を待たずに面接の練習をバンバン始めましょう! 

 

次回は官庁訪問の中身に入ります!

公務員試験 ⑩国家一般職 試験

国家一般職試験について

 

今年度から試験のスケジュールが変更になりました。

大まかな順番は以下の通りです。

①一次試験(筆記)

官庁訪問(各自行きたい省へ)

③二次試験(人事院面接)

 

①は基礎能力試験と専門試験の択一+教養論文です。

専門科目の論文はありません!

法律や経済が苦手な人も、択一各科目5問だけで済むのでうれしい(*´▽`*)

 

基礎能力試験(数的、文章理解等)は奇抜な問題は少なめなので

出来る問題を落とさないのが重要かと思います。

 

 

【専門試験の科目選択について】

 

専門試験は選べる科目が多いです。

当日問題を見てから、8科目選べます。

 

私は、ミクロ、マクロ、民法(総則物権)、民法(債権)、

行政法憲法、財政・経済事情、行政学を選びました。

 

私が予備科目にしていた(勉強してたけど当日選ばなかった)科目は経営学です。

正直、経営学は過去問を解き、得意だなと思ってました。

単純な暗記がメインだったので、当日も選ぶ気満々でした。

 

しかし、、、実際問題を見ると答えに自信がなく

(5問中2問しかわからなかった)

経営学を捨てることにしました。

 

科目によって毎年難易度に差が出るそうなので

得意科目なのに意外と解けない!

ということもあるかもしれません。

 

 

なので国家一般職が第一志望の人は1科目予備があると安心です。

ただ、8科目選ぶとなると、大半の人は

この試験に向け、わざわざ勉強科目を増やすことになります。

 

(法律、経済は他の試験でも頻出ですが

行政学社会学、財政学、経営学は使う試験先が少ない!)

 

 

私も、1,2回しか使わないのに

1科目最初からやるの勿体ないと嘆いてました。

(しかも5問しか出ないし"(-""-)")

 

なので正直、法律と経済を確実に取れば

その他の科目は2,3問出来るくらいの仕上がりでいいのかなと思います。

(逆に頑張った科目でも1問くらいは難しくて落とすので、、、諦めも大事)

 

【個人的なおすすめ科目】

行政学と財政学・経済事情です。

毎年出やすいところが決まっているので

未習の人も手を付けやすいです。

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【当日に問題を見て選ぶ時間なんてあるの?試験時間に余裕は?】

選ぶ時間はあります。

私は1時間余りました。

 

余らせるためには法律の択一をてきぱき進めることです。

 

経済は計算もあるので時間かかります。

あと計算結果が肢に無い時(間違えてる時)は

一旦やめて次の問題に行きましょう。

あとで戻ってきたら意外と出来ます。

 

とりあえず一周してからできなかった問題を埋めましょう!

 

 

公務員試験体験記 ⑨横浜市役所 1次試験

受験先で最後の試験が横浜市役所でした!

地方自治体は後ろの方の日程が多いそうです。

 

(国家一般職は記事にしませんでしたが、)

横浜市に国般や国税のような専門択一試験はありません。

 

横浜市の試験は3回(日程的には4日間)に分かれています。

 

はじめに一次の教養試験(マークシート)があります。

試験時間は3時間程です。半日で終わります(*´▽`*)

内容は

教養試験のような感じです。

法律、経済なども難易度は低めな問題が出ました。

 数的処理や判断推理も基礎的な問題が多い印象でした。

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ただ、試験日が他の公務員試験と比べて後ろなので

実践経験を積み、試験慣れした受験生も多いです。

そのため周りのレベルが上がっている可能性があります。

気を抜かずに挑んでください! 

 

これに合格すると2次に進みます。

(今年度は受験者の7割以上が受かってた気がします。)

 

 

2次試験の様子は次回の記事で!

 

 

公務員試験体験記 ⑧国税専門官 試験

国税専門官

 

前回の図書館試験から3、4週間ほど空いて

国税専門官の試験がありました。

よく言えば、この一か月は休憩期間でした。

(勉強する気にならず、悪く言えば中弛みです)

 

私が気楽に過ごせたのは

都庁、裁判所を自己採点した結果、ボーダー超えの余裕があったからです。

もし結果が微妙だったら切羽詰まって勉強してました。

 

こう考えると前半の試験はなお緊張すると思います…が

逆に言えば、国税や国家一般職まで1か月も猶予があるのです。

ここまでに勉強が仕上がってなくても十分追い付けます。

 

国税専門官の試験~

国税といえば!

気になるのは商法と会計学だと思います。

 

私は会計学は結構時間をかけてひと通りやりました。

大学の授業で取ってもいました。←ミクロマクロ経済学会計学は大学の講義で選択できる人多いと思うのでおすすめです。楽単より身になります!(笑)

 

都庁の記述対策も兼ねてました。

(結局使いませんでしたが…)

 

商法は全くやってません。

結果は会計学も半分くらいしか取れませんでしたが

法律と経済ができれば大丈夫です。

(得点率は低かったのでやらなくても良かったのでは…?とも思います。)

 

まずは、まだ勉強が終わっていなくても、

早い段階で過去問を解くのがおすすめです。

公務員試験体験記 ⑦国立国会図書館

 

今回の受験先は国立国会図書館

公務員試験の1つですが、

意外と知られていない職種…?ではないでしょうか。

(採用人数の少なさから倍率はかなり高いです)

 

今年の1次試験は裁判所の1週間後でした。

日程も被らず試験内容も王道なので非常に受けやすいと思います。

 

過去問があまり公表されてないので

まずは試験内容の説明です。

 

1次試験 マークシートの択一

[数的処理、判断推理や人文科学、自然科学、社会科学など一通り出ます。

問題は回収されてしまうので正確ではないですが、

出題数は数的系、現代文、英語>社会科学(法律と経済)>自然科学 でした。

英語の長文読解は文章の長さが比較的短めでした。全体的に問題の難易度も易しかったです。]

 

2次試験 英語の記述試験+選択専門科目の記述試験(法律、経済などジャンルを事前指定)

[英語は長文読解が2問です。試験時間60分です。並び替えや内容把握、和訳がバランスよく出ます。

専門科目は私は法律選択にしました。

事例風だったり、問題文が丁寧なので書くべき内容は察しやすいです。

主要な論点の基本的説明ができるようにしとくと安心です。]

 

2次試験(別日)面接

入口が分かりにくいので早めに行きましょう。

15分ほどの短い面接です。面接官は2人です。

志望動機を始めに聞かれました。

その後は、頑張ってきたことや長所短所など、性格面の質問のみでした。

おそらく3次試験で志望動機等を掘り下げられるのかなと思います。

 

 

 

1次試験は東京大学で受けました。

講堂に人がぎっしりだったので、

意外と受験生多い…!と驚きましたが

2次試験ではだいぶ減ってました。

 

国立国会図書館は名前の通り本と関われる仕事です。

広く深く知的好奇心を満たしてくれそうだな、という印象を持ちました。

職員さんが執筆している論文集があり、個人的に好きで楽しく読んでます。

凄くわかりやすいので大学の調べものにも役立ちます。

 

本好きにはたまらない職場だと思います!

 

 

公務員試験体験記 ⑥裁判所事務官 面接

裁判所事務官の1次試験を無事合格し

2次試験の面接に行きました✨

 

場所は横浜地方裁判所でした。

東京近郊もいくつかの県を指定できるので行きやすいです。

 

はやめに着きましたが、都庁と違って受験生らしき人がほとんどいません。

最終的に同じ時間帯に待合室へきたのは私を含め2人でした。

 

時間になると担当の職員さんが面接室前まで案内してくれます。

もう一人の受験生とはフロアも違いました。

 

ドアの前の椅子で再度説明を受け、ベルが鳴ったら入ってください、

と言われます。

(ベルといってもフードコートで料理ができると鳴るやつみたいな感じです)

すぐに音も止まるのでそんなに身構えなくて大丈夫です。

 

入室すると面接官が3人座ってます。

両端の2人が意外と若い雰囲気でした。

受験番号と名前を言ってから椅子に座ると、

はじめに「受験番号長いのによく言えましたね(笑)」と言われました。

そこからアイスブレイクの雑談を少ししました。

真ん中の面接官が和やかな雰囲気で話しやすかったです。

 

(真ん中の面接官)

・志望動機…面接カードの内容から掘り下げ。

私は裁判傍聴にかなりの回数行っていたため、その点を動機にも書いていました。

なので傍聴で印象的だった事件を聞かれました。

 

自分が見た事件の説明は

分かりやすく簡潔に、かつ正しい法律用語で言えるように気をつけてください。

原告、被告、裁判官、裁判員など焦って言葉を間違えると危険です。

 

法曹にならない理由等もっと掘られると準備していましたが、動機はあっさり納得してもらえた気がします。

 

・ゼミの内容や自分の役割について

私は聞かれませんでしたが、そのゼミの経験がこの仕事にどう生かせるか、

は考えておいた方がいいです。

 

・短所とエピソード

「短所は○○です。

こういう状況で○○してしまいました。」

と答えると、

ほぼ確実に「どう乗り越えたか、改善するためにどうしているか」

聞いてくれます。

 

短所を改善するための工夫

が大事なので、そこが言えるものを短所に選びましょう。

念のため2,3個用意してると安心です。

 

また、同時に長所も聞かれることがあるので、

長所と矛盾しないように気をつけてください。

 

・裁判所職員はどういう存在であるべきか(裁判所における立ち居振る舞い等)

 ・書記官になる方法を知ってるか

 

(向かって左の面接官)

・バイトの失敗談

 

(向かって右の面接官)

・併願状況

・交通事故、違反歴

・健康状態

 

これで最後だ~と気が緩んでいたら

真ん中の面接官から再度短所に関する質問がありました。

 

私は自分の失敗談で、PDCAサイクルの話をしたので

C(評価)とA(改善)の具体例を聞かれました。

準備していた内容でもあり、

ここを答えられたのが自分的には手ごたえでした。

 

 

 

 

(振り返り)

面接時間は長いです。

裁判所事務官はあまり我が強い人は好まれないと聞いていたので

エピソードや態度は穏やかな感じを心がけました。

また、優しい面接官だったこともあり、

自分をアピールしようと喋りすぎないように気をつけました。

 

面接室は比較的広く、入室から椅子までが遠かったです。

声ももう少し出してもよかったなと思いました。

 

以上で裁判所の体験記は終了です。

次回は国立国会図書館の試験についてです!

 

公務員試験体験記 ⑤裁判所事務官 試験

裁判所事務官を受験した感想

 

 ~裁判所事務官試験前一週間の過ごし方~

都庁の試験から一週間後、裁判所事務菅の試験がありました。

終わって一息…つく間もなく、

必死な一週間でした。

 

都庁との最大の差は専門科目があることです。

なのでこの期間はミクロマクロ経済学憲法民法ばかりしてました。

(教養科目は都庁対策でまかなえていると信じて…)

ボリュームのある科目たちですが、一通り解き直すのを目標にしてました。

 

 

専門記述は憲法のみなので、

都庁記述でも憲法の論点を多めに準備するとお得です。

私は、参考書の目次を見て、各テーマの論点が出せるか、練習してました。

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記述はアウトプット大事です(*´▽`*)

 

都庁や特別区受けた人!

試験後はゆっくり寝たいし、

ボーダーが心配で落ち着かない気持ちはすごく共感できます…が

とりあえず裁判所の筆記一筋になりましょう。

そして試験時間に合わせた生活習慣をここでキープしましょう。

 

心身共にハードですが、逆にここを乗り越えたらだいぶ気が楽になりました。

 

~試験当日~

偶然斜め前の席に高校の同級生が座ってました。

私は気づかなかったのですが、その子に「○○高校でしたか?」と聞かれ、

とっさに「違います汗」

と答えてしまいました"(-""-)"

 

試験中に名前を思い出しました…

お昼休みも話しかけるタイミングを窺ったり…

予想外の事態に動揺しましたが

試験後話しかけることができ、無事和解しました(笑)

 

家の近くを試験会場にすると、こういうこともあり得ます。

(私はダサダサの服だったのを後悔しました(笑)) 

 

 

今年の試験は専門択一の経済が難しかったです。

周りでも10問中5問正解くらいが平均でした。

難しい時はみんなできないので意外と大丈夫です!

 

私は教養試験が微妙だったので、専門試験の法律に救われました。

↑現代文がボロボロでした…

 

足切りはあるものの、教養と専門の合計で見てくれるので

ある程度得意なものでカバーできます。

 

当日の問題次第で全く解けないもの(知らない分野の時事とか教養系)

が時々あったので、

やれば確実に取れる法律、経済は早めに固めるのがおすすめです!

 

次回は裁判所事務官の面接について書きます✨