公務員試験体験記 ④東京都庁 面接
無事一次試験を通過し、二次試験の面接へ行きました。
場所はお台場テレコムセンターでした。
私は夕方の集合だったのですが、今年初の面接で朝から落ち着かず、東京をフラフラしてました。…早すぎるのは失敗です。待ちくたびれてました"(-""-)"
集合場所についてからは、30分ほどの待ち時間の後呼ばれました。
同じ時間に集合した人が2、3人ずつ8部屋分くらいに分けられ、前の人が終わり次第面接開始、という感じです。
面接室の前に連れていかれ、入るまでの間、過去最高に緊張してました。
このままでは笑顔なんて出来ない…!と思い、顔の体操をしてました。
周りの人もこわばった表情だったので、
入った時笑顔がつくれるかは結構ポイントな気がします。
緊張してますか?等の簡単な質問から入ってくれたので、少し落ち着けました。
部屋は静かなので小さめの声でも十分聞こえていると思います。
しかし、もっと声量を出した方がよかった、と終わってから反省しました。
小さい声で始めてしまうと途中から大きくするのは難易度が高いです。
面接練習でも何度も指摘されましたが、
自分で思っているより、出してる声は小さかったと思います。
私は
(面接官1人目)
まず自己PR1分
次に(PR内容から掘り下げてもらう予定でしたが全く触れられず)
志望動機を聞かれました。
その後ゼミの内容を深堀り
(面接官2人目)
自己PRの話に戻って深堀り
バイトの内容を聞かれる←簡潔に伝えられず長引いた
(面接官3人目)
ストレス耐性
短所←すごく弱い短所を言ったら「それが短所?(笑)」という感じでした。墓穴を掘るのを恐れ、求められてる回答を外した?という感じでした。
あまり志望動機や都の政策に触れられず、準備してきたのに…!と思いました。
他の併願状況も聞かれませんでした。
『その他の反省点』
これはその後の面接も終わって思ったことですが、
私のPRや長所、がんばったこと等は個人での取り組みをメインに構成しました。
特に気にせず話していたのですが、各面接の中で集団での取り組みもしてたよ!ということを意識的にアピールするべきでした。
同じ内容でも、話し方やエピソードのチョイスでどちらのアピールにもなります。
それを均等に伝えるのは大切だと思います。
あと、座っているときの姿勢、猫背注意です。
受験生をみていると(私も含め)猫背の人が多いです。過度な悪い姿勢ではないので気づきにくいですが、腰が後ろに曲がってます。
逆に姿勢のいい人はみててすぐ分かります。かっこいいです。
骨盤が立ってる感じ(笑)
緊張してるときはぜひ周りを見てみてください。
色んな発見があります。
その場で自分の行動、ふるまいの改善に繋がります✨
公務員試験体験記 ③東京都庁 試験
東京都庁1B一般方式を受験した感想
一次試験
毎年都庁の試験日は他の受験先と比べると早めです。
専門論文(3科目選択)もあったので2、3週間ほど前から都庁対策ばかりしてました。
【専門記述について】
専門論文は2月ごろから始め、
出題予想論点を丸暗記してました。
塾でもらった参考答案+自分の予想(過去の出題を分析して最近出てないもの)で絞りました。
当日書けない内容が出たら…と思うと何個覚えても不安でした。
結果的に私は全10科目(憲法12論点、民法4、行政法5、ミクロ5、マクロ5、財政学5、社会学6、政治学5、会計学8、行政学4)くらい覚えたと思います。
ただ、当日書けたのはかなり完璧に覚えた論点だけで、曖昧に記憶していたものは記述まで至らなかったです。やはり択一でも力を入れていた科目等が書きやすくおすすめです。
【教養問題について】
教養問題対策としては、
都庁の過去問を6年分くらい解きました。
特に数的の似た問題の出題率は高いと思います。
また、都庁は時事問題が5問くらい出ます。
知ってるテーマであれば取れるので
時事の知識の幅を広げるのが大事です。
世界情勢などは細かい名前、地名をバラバラにして出題されることがあるので
丁寧に押さえてください。
専用の参考書に
いかにも出そうなとこがまとまってるのでおすすめです。
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逆に知らないものが出たらどうしようもないので
潔く諦めましょう。
【その他】
午前 教養科目
午後 一般論文
専門論文
というスケジュールだったので午前の手ごたえは後半に響きました。
緊張していた割には解けた嬉しさと平均点の高さへの恐れと半々でした。
また、私は緊張のあまり昼頃から頭痛がひどくて焦りました。
後ほど調べたところ緊張性頭痛というものがあるそうです。歯をかみしめたりもしてた気もします。
それ以降、試験時の頭痛薬は必需品です"(-""-)"
公務員試験体験記 ②勉強方法
こんにちは。
カスタマイズすら出来ないので、シンプルなデザインのまま行きたいと思います!
今回は私の勉強スケジュールについて書きます。これから公務員試験を目指す人、まだ悩んでいる人向けです☆
『はやめに勉強を始めるメリットデメリット』
あまり参考にはならないかもしれませんが、
私は大学2年から過去問と参考書を読み始め、
塾にも行ってたので講義の動画を日々見てました。
下記の参考書は本当に役立ちます。
始めから直前期まで愛用してました。
大学の授業と並行して過去問を解いてました。
←授業の復習やテスト対策に、スー過去等の択一解くのはおすすめです!
しかし、、、終わってみると大学2年からやる必要は無かった、というのが正直な感想です。
(メリット)
確かに2年のうちに基本的な知識が入っていたからこそ3年以降は焦りなく勉強することができました。他の受験生より早く終わっているという安心感や、過去問が解けるという達成感もありました。受けた試験は一次試験全て受かりました。
私は性格的に余裕をもって挑みたい派なので結果としてはプラスでした。
よく、公務員試験は短期集中の方が受かるという意見があります。
確かにその方が色んな面でお得です。時間対効果は◎です。
でも、長期間ダラダラやってても十分、むしろ安定に受かります。
質より量で攻めるタイプの人も安心して挑みましょう!
(デメリット)
いくつかデメリットも挙げてみます。
早くから勉強を始めることでゴールまでの道のりの過酷さを感じると、2年生のうちに焦りが出ます。そのため私は無意識に遊びをセーブして勉強に時間を当ててしまいました。これが勿体なかったかなと思います。
また、余裕があるゆえにダラダラ机に向かうことも多かったです。
公務員試験は(教養科目は特に。自然科学、人文科学等)完璧にしようとするとキリがないです。私は数的処理が苦手だったので教養問題で稼ごうとしました。圧倒的にコスパは悪かったです。
そのため、3年から一気に集中してやれば追いつくことは十分可能だったと感じてしまいます。
また、私は3年の後期に財政学の勉強を忘れていたことに気づき焦って始めました。必死だったので1か月で一通り覚えられました。法律や経済などの大物と違って、行政学、財政学あたりは短期集中向けなんだなと実感しました。
以上が質より量で挑んだ私の反省点です。
『おすすめの勉強内容』
(専門科目)
専門科目で配点が大きいのは法律と経済です。
法学部で受験する方は特に、
最初は基本書を読んで、答えも見ながら過去問を解いてましたが、2周くらいは全く理解できず焦りました。それでも無理やり量を解き、4、5週目からは自然にできました。(過去問は一冊の繰り返しで大丈夫です)
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(教養科目)
私は数的処理、判断推理が試験2か月程前まで苦手でした。最後の追い込みで過去問を回しているうちに本番は意外と解けました。
苦手な問題は10回くらい解いてたと思います。
それでも数週間後に解くと毎回間違えてました。(頭悪すぎないか…?とイライラすることも多々ありました。)
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そのため、人文科学、自然科学、英語で稼ぐ予定でいました。
結果的に本試験で人文科学、自然科学は点が取れず、、、(半分くらい知らない問題でした)
一番得点源になったのは英語です。主に長文読解の内容把握等の選択式です。内容は大学入試より簡単だと思います。当日もここに時間をかけて取りに行きました。
今回の記事は以上です。 長々と読んでいただきありがとうございました。 いろんなやり方の一例として見てみてください!
次回は東京都庁について書いていきます! |
公務員試験体験記 ①自己紹介
はじめまして
閲覧ありがとうございます。
このブログでは公務員試験の体験記を書いていきます。
まずは簡単に自己紹介です。
現在大学4年、法学部に所属してます。
先日、公務員試験がひと通り落ち着いたので、今年の試験の様子をまとめていきます。
受験先は5つです。
東京都庁1B(一般方式)、裁判所事務菅(一般職)、国立国会図書館(一般職、法律区分)、国税専門官、国家一般職(農林水産省、厚生労働省、労働局、法務局)
受験先からもわかるように総合職系は受けず、どこも一般職狙いで行きました。
各々の志望動機等も載せていくので、
これから受験する人の参考になったらいいなと思ってます!
また、私自身は公務員を目指し、
就職活動も行いましたが、
最終的に大学院への進学を決めました。
公務員試験を受けたことは無駄ではなく
様々な将来を考える機会になりました。
特に面接を通して、多くの職員の方と話せたことは
今しか出来ない貴重な経験でした。
公務員か民間か悩んでる人は多いと思います。
私は、自分の選択肢を広げるために、
まずは挑戦だけしてみることを
おすすめします。